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アメリカ見渡す限りに広がるオリーブ畑の向こうの高台に石柱が見えます。
モロッコで唯一の世界遺産の古代ローマ遺跡です。
二千年以前から栄えた農業の中心地として広大な領土を持ち、美しい都市を築きました。

ギリシャ神話をモチーフとした神殿や凱旋門。  
歳月の風化にも負けず、過去の栄華を語っている列柱や、今も残る美しい色彩の数々が見事な床のモザイク画の浴場にはうれしくなります。
私の遺跡巡りの一番遠方を記録しました。 
朝の疲れが出て気分が悪いのが少し悔しいですが、爽やかな風の中で念願がかなって満足です。

ワインの名産地のメクネス旧市街の王宮には素晴らしいムーレイイスマイル廟があります。
非イスラムでも入れるので、その豪奢で繊細なモザイク画に埋め尽くされた内部に感嘆します。各地で食事の度に名物の三角形のタジン鍋料理が出ますが、ここのレストランが一番美味しかったですね。
メクネスは大っぴらにワインが買えたり飲んだりできるのです。
さあ一路迷宮の町フェスに向かいましょう。


      (キーちゃん)


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2021.05.15
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山あいの小さな谷に有るのが今、青の町として大人気のシャウエンです。
中央の広場の大きな木の周りは観光客と、ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男そっくりの民族衣装の土産物売りや客引きで込み合っています。
フリータイムに狭い階段が曲がりくねった路地をあちこち歩きまわり、青い家に映える可愛い鉢植えの花達をカメラに収め、珍しい絵柄の民芸品を探して忙しいですよ。
女性の衣装も他とも違っていて素敵ですがこれは私には無理ですね。
山の中腹のホテルが問題でした。
2月で寒いのに暖房が効いていない。
おまけに朝食の後、部屋のカギがどうしても開かないのです。
ホテルの人がカギを壊してやっと入れる始末で、長年旅をしていて初めての大騒ぎで、もう朝からくたくたです。
大きくて眺めが良いのが売りのホテルがこれですから。
これから行く古代ローマ遺跡のヴォルビリスは今回私の1番の目的地なのにね。
気を取り直してさあ出発です。

         (キーちゃん)



2021.04.15
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アメリカ早起きをし、近くの城壁を巡って風の門を眺めこの町の歴史を考えます。
フランス料理のおいしい朝食の後は古都らしい落ち着いた町並の中、フランスから独立を勝ち取ったムハンマド5世の霊廟へ。
祭日らしく華やかな民族衣装で着飾った女性が沢山で見惚れてしまいます。

子供たちがとても可愛いし、人々が親切で気持ちが良いですね。
内部も豪華な装飾でイスラムの誇りを感じます。 ここの見事なタイル張りの公衆トイレの立派さは最高です。

王宮では門番の騎馬兵が格好いいし、衛兵の交代が見られてラッキーでした。午後から地中海を眺めながらぐるりと北部を回りティトアンの町へ。
スペイン領だったこともある古い町でモロッコのアンダルシアとも呼ばれています。
世界遺産の旧市街の市場での雑踏は細い路地が曲がりくねり、商品から道行く人まで何もかもごちゃまぜです。
お菓子のケースに蜜蜂が群がっていたりは当たり前、アフリカは3度目の訪問ですがまだ慣れませんね。
またバスで山道を走り抜けた先が青の町シャウエンです。


       (キーちゃん)


2021.03.15
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2016年1月29日から11日間、アーモンド満開のモロッコへ行きました。
とにかく遠くて時間がかかります。
この時期は卒業旅行の若者たちが大勢で賑やかですね。
ドーハまでのお隣さんは同年代の女性で超行動派の素敵な方、話し相手に最高で良かったのに、乗り継では英語もしゃべらない無口のアラブ女性でつまらないね。
やっと着いたら中年男性添乗員は頼りなく、同行の同年輩の女性の気分が悪くても無視で私がお世話したり、入国に大変手間取ったり。
それでも全員で14人と少なく気分は楽ですね。
アフリカとは思えない高層ビルの立ち並ぶカサブランカから落ち着いた雰囲気の首都のラバトまで、高速道を一気にバスで行きます。
窓から恐ろしい位の大西洋の白い荒波が直ぐ近くに見え、アフリカの西端まで来たとワクワクです。
風の門と呼ばれる遺跡の近くで、フランス領時代の雰囲気の残る街並みの中の大きな素敵なホテルについたのでやれやれしました。

     (キーちゃん)


2021.02.15
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アメリカ毎日のように行っているメット、メトロポリタン美術館の愛称です。
路線バスに揺られて島の北端に在る分館の、クロイスター修道院に行きます。
ニューヨーク中に多額の寄付をしているロックフェラーが大切にしていた元個人の祈りの場所です。

ゆっくりのバス旅ですがセントラルパークの広大な緑、豪華な邸宅群を眺め、延々と見えるハーレムの古いビル群と道沿いの商店の貧しい様子は胸がちょっと痛いです。乗客はほとんどが黒人になっていきます。
今は美術館として中世の豪華な品も沢山ですが、私の目的は世界一の富豪が愛していた、ロマネスク様式の装飾も無い素朴な祈りの場を見ることでした。

ここを見たら矢張り本場のスペインやフランスのバスク地方のロマネスク建築を見なければと決めました。14年後にやっと行けましたよ。
帰り道にまたメットに行き、ここが沢山の富豪たちの寄付でこんなに貴重な品々が見られるのも良いものだとも思いました。
あちらこちらと言葉も不自由なのによく歩きましたが、いつもより慎重に行動したおかげで何のトラブルもなく楽しく帰国できました。


 (キーちゃん)

2021.01.15
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